2015年11月9日月曜日

パーソナルセル(pCell)技術は日の目をみるか・・・?

今後のデータ通信量に対応するため、様々な試みが実施されて理宇。

・ WiFiバンドへのオフロード
・ キャリアアグリゲーション
・ ミリ波の活用
・ スモールセルの活用

などなどだ。

これらは、言ってみれば、王道の対応だが、これを一変させる技術が密かに研究されている。

一年ほど前に本ブログでも取り上げたが「パーソナルセル(pCell)」である。

これは基地局が様々なユーザを覆うようなセルを作るのではなく、1ユーザのみが通信できるほどの本当に小さな(1デバイスかそれ以下の程度)セルを形成し、これをユーザの動きに追従させることで移動通信を可能にする技術だ。

何やら高度な数学を用いるとそういったことが可能、という証明ができるようだが、実用化にはもう少し時間がかかりそうだ。

コンセプトとしては、起業家のパールマン氏が2011年6月に発表した「DIDODistributed-Input-Distributed-Output」のコンセプトに基づいているといわれている。

MIMOのようなコンセプトであるため、LTEや3Gにも併用できるよう。
http://www.artemis.com/

5Gより早く実用化できれば、あっという間に広がるのではなかろうか・・・。



0 件のコメント:

コメントを投稿