2016年12月26日月曜日

次世代WLAN規格 802.11ax

WiFiの次世代規格11axのデバイスが早ければ、2018年初めにもリリースされそうだ。

先日、11nから11acに対応されたばかりのような気もするが、11axは高速通信、というものよりも、公衆無線LANのような環境を意識した高効率、マルチユーザの取り込みに主眼が置かれているようだ。

11acからの大きな違いは、
・ 2.4GHz帯でも使用できること(11acが5GHzのみが対応という方がおかしかったか?)
・ これまでのOFDM方式ではなく、OFDMA方式により1つのAPでより多くのユーザがストレスなく通信可能
・ ガードインターバル長が多少大きなセルを意識し、3パターン(0.8 , 1.6 ,3.2 μs)のものが用意されている。
・ OFDM(A)のサブキャリア間隔が従来の1/4(78.125MHz)となり、高速通信が可能に。最大10Gbpsを狙う。
・ 変調方式も1024QAMまで対応。
・ マルチユーザMIMO

などである。

ミリ波を使わない11axがこれだけのことができる。今後、5Gとの協調運用が楽しみだ。

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