中国ZTEが2012年Q2にLTE端末をリリースすると発表した。基地局では既にLTE FDD、TD-LTEの両方で活気のある同社なので、意外に遅いなぁ、という感じはするが、この時期に中国以外でリリースするようだ。
同社は現在ノキア、サムソン、LG、アップルに続き世界で第5位の携帯端末メーカになっている。さすが、前身は国営企業で未だに資金を無利子で政府から調達できるとあって、その急成長ぶりはご存知のとおりである。また、今年の末にはウィンドウズフォンもリリース予定であり、その勢いは留まるところを知らないようだ。
話は変わるが先日携帯電話を電気量販店に見に行った。まさにグローバル競争だな感じるほど様々な国の端末が陳列されていたが、これを見る限り、日本メーカが見劣りする様子はどこにもなく、近い将来日本のメーカも世界で好成績を上げる可能性は十二分にあると感じた。
あるエコノミストが日本がグローバル化に適応するためには、まず日本の市場をオープンにさせることだ、と言っていたのを思い出すが、まさに現在の日本の携帯市場は海外メーカに対してオープンになっており、最初は日本メーカも冷や飯を食うことになるかもしれないが、これをバネに必ず世界市場でシェアを伸ばしていく、という気がしている。
是非ともがんばっていただきたいと願うところである。
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