2011年5月7日土曜日

日本ブランドの訴求を!!

人間の思い込みというものはすさまじい。現在外国人たちは日本特に東京に来たがらない。なぜなら放射能が怖いからだ。また、日本人も狂牛病の際には牛肉の全点検査を求めた。アメリカ人が牛肉を食しているにもかかわらずだ・・・。

これらはネガティブな例だが、こういった思い込みの効果をポジティブに使用するのが、ブランドという概念だ。

・ アメリカの産業はすごい!

というイメージで未だにあれほど不良債権がありながら、米国の国債は買われる。

・ 日立製作所は技術を持っている。

というイメージでお金を貸してくれる金融機関はいくらでもいる。

もちろん、これらはイメージだけではない。ある程度事実も反映した見解だ。

ただ、こういったブランド化したイメージの効果は大きい。私などはブランド化してから実力を上げていけばいいのだ・・・と思うほどいい加減な人間なのだが、何をいいたいか、というと日本のブランド力は世界においてかなりでかい!!!ということだ。

今は携帯業界は第三世代の失敗(FOMAという日本独自の規格を採用したため、いいものではあるが世界に受け入れられなかった(ガラパゴス現象))で自信を失い、欧米の潮流に合わせよう合わせようとしているように見受けられる。

ただ、この方針はあまり日本国に利益をもたらせない。

利益をもたらすのはMade in Japan の世界席巻だ!!

日本はすごいんだ!日本のものはすばらしいんだ!ということをこの業界も再度認識すべきだ!!!
カメラ付き携帯は世界中で度肝を抜いた!当時の大学生たちが欧州、米国、アジア諸国へ行って観光名所を写メでとりまくった。これはあまり知られていないが世界中の人々の度肝をぬいた。英国のこういった現象をみたvodafoneは日本の当時jphoneを買収した感じだ。

とにかく日本製はすごいんだ!!made in Japan is No.1 brand !という感じだ!

現在FNPのプラットフォームの世界市場への普及に苦戦しているということを耳にするが私が知る限り出来は非常にいい。米国クアルコムをしのぐほどの安定性だ。唯一台湾のメディアテックが採用したが、これはドコモ網を狙った採用に過ぎない。日本市場は世界で稼ぎまくらないといけない。このメディアテックの採用目的は本意ではない。

日本の技術力は高い!サービス品質も高い!またワンピース、ドラゴンボールなどのコンテンツ力も高い!これらの実力をもつ、日本の携帯電話が世界で普及しないわけはないのだ。冷静に考えてほしい。もっと胸を張って、上から世界へさとすんだ!日本の携帯電話のすごさを!

ただ、オリジナリティを持ってほしい。iPhoneの様式にあわせるのでなく日本独自の機能、独自のシステムなどをどんどん盛り込んで、世界市場を席巻してほしい!!

私は日本の携帯産業の世界席巻を信じている。従事している方々の本気を期待している。

2011年4月21日木曜日

LTE iPhone は iPhone 5 ではなくiPhone 6 で実現 ??

もちろん、現在の携帯電話産業をささえているのはデータ通信だが、これの最たるものがスマートフォンだ。KDDIなどはこのスマートフォンの遅れなどで一時期シェアもかなり落としたほどだ。そして、このスマートフォンの最たるものが、言わずと知れたApple社iPhoneだ。

そして、今後のLTE時代も、このiPhoneが第一グループとして牽引していくことは間違いないだろう(もちろん、ソニーエリクソンのXperiaやサムソンGALAXYSも第一グループとなるだろうが)。

iPhone5は2011年6月か7月にリリースされるという噂が今まであった。多くはこのiPhone5でLTEが搭載されると考えていた。しかし、これはソフトの改善やスペックの改善されたモデルでLTEは搭載されないようだ。次の2012年にリリースされるiPhone6にてLTEが搭載されると見る評論家が大方のようだ。

確かに、先の記事の音声VoLTEの件や(先の記事では日本勢はVoLTEにあまり積極的ではないと書いたがドコモやKDDIもGSMAが「One Voice Initiative」として合意した「Voice over LTE」(VoLTE)に参加している。訂正してお詫びする)、グローバルでのLTEサービス普及度を考えると2012年にリリースするのは納得がいく。

2012年には現状のrelease8のLTEというよりは、release9のLTEが体勢を占める状態にあるだろうから、そういった機能と連携した魅力的なアプリがぞくぞくと出てくるだろう。個人的にはLCS(location service)機能との連携ですごいアプリがでてくるのを期待する。

release9 LTE機能に関してはまたいつか記事を変えて、紹介できればと思う。

2011年4月19日火曜日

CSFB(Circuit Switched FallBack)とVoLTE

以前から書いてはいるが、LTEは当面データ通信に特化したネットワークとなる。LTEは無線回線の呼び名であるため、この場合SAE(system architecture evolution)と呼んだ方がいいだろう。

LTE(SAE)がデータ通信に特化した場合音声通信はできないのか・・と疑問に思うが、音声通信に関してはいろいろと検討されており、そのひとつの方法が今回のタイトルのひとつCSFB(Circuit Switched Fall Back)というものだ。

回線交換の方法には大きく
・ サーキットスイッチ方式
・ パケットスイッチ方式
http://3g4g.blogspot.com/2011/02/circuit-switched-fallback-csfb-quick.html
の2つがあり、サーキットスイッチ方式つまり昔の方式にもどるのがCSFBだ。つまり、LTEの端末で音声通信を行おうとすれば、レガシー(2G、3G)のネットワークを使用し音声通信を行うというものだ。そのため、LTE端末にはレガシーのテクノロジも搭載したマルチモード(LTE+WCDMAなど)端末が主流となる。

この他の音声通信の方法としてはLTEのパケット回線で通信するVoLTEがあり、今年のWMC2011で米国ベライゾンがデモを行った。


日本のキャリア4社(NTTdocomo, KDDI, softbank , eAccess)は未だVoLTEの技術の採用を表明していない。一方、ベライゾンに関しては当面はCSFBで対応する方針だが、2012年ころを目処にVoLTEのサービスを開始したい、としている。

つまり、ベライゾンの方が世代交代(2・3世代→4世代)が早くできるこということだ。もちろん世代交代を早くするメリットは大きい。
・ 新しい世代のテクノロジの方が周波数利用効率が高く、ユーザ数を多く収容でき、収益性を上げることができる。
・ 1つのテクノロジのみのサポートでよく端末、また基地局側のメンテなどコストを削減できる。
などだ。いずれも企業としてはおいしいものだ。

実のところ最近の携帯電話会社は皆、収益性に苦しんでいる。データ量の増加に加え定額料金のため、追加の設備投資は全て赤字となって負担になってくるのだ。

LTEの高速通信でその斬新さをアピールしたところで、やはり赤字経営が待っているのだ。やはり企業たるものROI(Return of Investment)を考えねばならず、VoLTEの技術はLTEには必須アイテムとなってくると考える。

日本のキャリア会社さんはどう今後展開するか、見物である。

2011年4月5日火曜日

Global TD-LTE Initiative (GTI)の設立

リサーチ・アドバイザリ・コンサルティング会社オーバム (Ovum)は、MWC(Mobile World Congress)2011 にてGlobal TD-LTE Initiative (GTI)が設立されたニュースを取り上げています。
http://www.ovumjapan.com/gti_to_boost_20110224.html

私としても、この動きはセンセーショナルなニュースとしてとらえています。参加企業は、
・中国移動:チャイナモバイル(中国)
・Bharti Airtel(インド)
・ソフトバンクモバイル(日本)
・Clearwire(アメリカ)
・E-Plus(ドイツ)
・Aero2(ポーランド)
のキャリア会社であり、新興勢力と呼ぶに相応しい面々です。特に孫ソフトバンク社長のプレゼンテーションは話題を集めました。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/033/33120/
PCではなくタブレットと話す孫氏の話から次期iPadにはTD-LTE(Advanced-XGP)が実装される、というのは容易に想像ができます。

経済においても資本が西洋から東洋にシフトしている、と言われていますが、携帯のテクノロジにおいてもFDD方式(西洋が主体)からTDD方式(東洋が主体)に勢力またユーザがシフトするということも十分ありうると思います。

機器に関しても中国・台湾・韓国勢がメインに提供しており、安価にシステムを構築することが可能かと思われます。そして、上記のキャリア会社間で格安にローミングなどを提供するようになれば、まさにFDD LTEを駆逐するに十分であるといえます。

TD-LTEは日本のソフトバンク(Wireless city plannning株式会社)が世界ではじめて(2011年内)サービス提供するというような状況になっているため、その動向は非常に興味深いと感じます。日本の端末メーカもTD-LTEを早期に対応させて上記の勢力に提供するような動きがとれれば、ガラパゴス状態から少し抜け出せるのではないかと考えます。

GTIの動きは今後の情報通信業界の台風の目となるかもしれません。

2011年4月1日金曜日

channel numbers of Japanese mobile operators


I would like to show which channel numbers are used in Japan .

[ NTT docomo LTE ]
(band 1)
2147.2MHz (372)

[ NTT docomo WCDMA ]
2132.8MHz (10664)
2137.6MHz (10688)
2142.4MHz (10712)


[ KDDI CDMA2000 ]
 (band10)
860.95MHz(398)
862.30MHz(452)
863.65MHz(506)
865.00MHZ(560)
866.35MHz(614)
867.70MHz(668)


[ UQ WiMAX ]
- 2600MHz
- 2610MHz
- 2620MHz



[ softbank WCDMA ]
- 1478.4MHz (3712)
- 1483.4MHz (3737)

2011年3月12日土曜日

東京国際LTE会議2011Spring(2)

先日ブログで取り上げた東京国際LTE会議2011Springは昨日の地震で途中中止されたようです。

ほんと、あの地震はすごかったですね。まだまだ被害が拡大しそうですが、一刻も早い被害者の救済を心よりお祈り申し上げます。

情報通信の分野でもああいった非常事態にも役に立てる機能を盛り込んでいきたいものです。eCallやETWSなどは今回の地震・津波をきっかけにどんどん普及していくと思われます。

私にできることは募金とお祈りをすることくらいですが、本当に災害に遭われた方々が少しでも身体的・精神的な苦痛が和らぐことを切に願います。


http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

http://mixi.jp/release_info.pl?mode=item&id=1284

2011年3月10日木曜日

東京国際LTE会議2011Spring

明日3月11日、日経エレクトロニクス主催の『東京国際LTE会議Spring』というイベントが行われる。世界各国でLTEに関するイベントは行われているが、日本でも開催されているようだ。昨年にも日経エレクトロニクス主催の会議があったようでその2回目となるようだ。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20110204/189348/

日本エリクソンの藤岡氏、ITU-RへIMT-advancedの候補としてLTE-Advancedの仕様を提出しているが、そのドキュメントの表紙に名前が載っているドコモの中村武宏氏、クアルコムジャパンの山田CEOなど蒼蒼たるメンバーだ。

ここで講演を行う企業を列挙してみよう。
・エリクソンj
・NTTドコモ
・バークレイズ・キャピタル証券
・ローデシュワルツ
・YRP
・日本電気
・クアルコム
・アジレント・テクノロジー
だ。

なんと日本企業は、NTTドコモと日本電気のみ、という寂しさだ。日本企業の衰退を示しているのか、産業自体のグローバル化を表しているのか・・・。

ただひとつ明るい話題は次世代のLTE-Advancedは日本企業が牽引していくことになりそうだということだ。
ドコモの中村氏が仕様をまとめているため、やはりドコモ陣営には有利に働くであろう。より多くの特許技術を次世代通信規格に組み込み多くの特許料を稼ぐようになっていくことを陰ながら祈る。

http://www.3gpp.org/IMG/pdf/2009_10_3gpp_IMT.pdf
(LTE-Advancedの仕様をまとめ、ITUへ提出した資料)

また、LTE-AdvancedはLTEの拡張機能という位置づけに終わっている。今後さらなるデータ通信量が予想されているため、さらなる進化をするにはCDMA、OFDMに続くさらなる通信方式(modem部だけでなく他の技術革新ももちろん歓迎だろう)の開発が必要だ。こんな時代にこそさらなる研究投資をし、先手をとりたいところだ。通信方式の研究は、まずはシミュレーションベースで行われることになると考えるので、大企業に限らず、ベンチャー、個人、大学など様々なところがチャンスを得られるように、産業社会全体の変革も必要になるのかもしれない。


いずれにせよ、こういった勉強会を開き日本の業界水準の向上をするということは大変よいことだと思う。少々受講料が高いが積極的に活用していきたいし、他にもいろいろな勉強の機会を提供してくれればと願いところだ。