2011年5月9日月曜日

ソフトバンク 2010年度決算 一人勝ちっ!!

携帯各社の2010年度決算が出揃った。見事ソフトバンクが一人勝ちで、ドコモ・KDDIは減収となった。

まさに経営の風雲児、孫正義さんは、見事だっ!ボーダフォンをレバレッジバイイングアウト(LBO)した時に既にこの状況が見えていたようだ。

今回はARPUも140円増えているようでiPhone効果が如実にでた格好だ。
http://japan.cnet.com/news/service/35002481/

今回はこのニュースが米国メディアでも報じられた。
http://news.yahoo.com/s/ap/20110509/ap_on_hi_te/as_japan_earns_softbank_4

日本の経済ニュースで明るいものは久々っ!といった感じだ。

しかも、この孫社長の携帯業界での躍進は始まったばかりだ。

あの100億円の寄付は多大なインパクトがあり、孫社長、ならびにソフトバンクは世界中にその名が知れ渡った。今回の米国での報道もその影響は少なからずあったといえる。つまり、今ソフトバンクは世界中から資金が集められる状態になったのだ。

また、ソフトバンクは来年早々にもTD-LTEのサービスを行うと噂されている。ウィルコムを買収した際にTDD用の周波数があり、ここでTD-LTEのサービスを行おうとしている。これが実現すればチャイナモバイルを抜いて世界初のTD-LTEサービスとなるだろう。この準備のため、今年はじめのMWC(モバイルワールドコングレス@バルセロナ)でGlobal TD-LTE Initiative (GTI) に結成・参加している。

そして、このサービスを開催した後にはTD-LTEのサービス同士での安価なローミングなども考えていると思われる。TD-LTEは中国をはじめ、インド、そして北米での導入計画が着々と進み、2013年ころには世界でそのサービスがカバーされるかと思う。

また、iPhone6ではTD-LTEが先に、もしくはFDDと同時にリリースされるという業界関係社の憶測もあり、そうなればソフトバンク帝国がまさにできあがろうとしているのだ。

日本のガラパゴスを打ち破るのはやはり古い電電公社の流れを受け継ぐ者たちではなく、やはり風雲児なのかもしれない!

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